当初ICBMと報告があったが違う?
ウクライナがICBMと主張したミサイルの詳細判明か
アメリカ国防総省は2024年11月21日、ウクライナのドニプロ地域に発射されたロシアのミサイルは、新型の中距離弾道ミサイル(IRBM)の可能性が高いと見解を示しました。
この件に関しては当初、ウクライナ空軍がロシア軍が大陸間弾道弾ミサイル(ICBM)での攻撃を行ったと主張していました。
しかしアメリカとしてはこのミサイルを、RS-26「ルベジ」中距離弾道ミサイル元にしたミサイルと考えているそうで、弾頭に関して通常弾頭であったと発表していますが、国防総省のサブリナ・シン報道官代理「他の弾頭も搭載可能である可能性が高い」と付け加えました。
なお、核リスクの観点からアメリカはロシア側から簡単な事前通知を受けていたそうです。同ミサイルをアメリカは実験的な兵器と考えているとシン報道官代理は説明しました。
なお、同ミサイルの弾頭は多弾頭になっており、複数の弾頭が着弾する映像がSNSなどで拡散されています。このような弾道ミサイルが戦場で使用されたのは今回が初となります。
なお、この攻撃によりドニプロ地域では少なくとも3人の負傷者が出たそうです。
【動画】複数の弾頭が高速で…ミサイルが地上に着弾する様子