群馬からはいけません!
長電のシマ「志賀高原」に東京直通バス
長電バスが2024年12月20日から、高速バス「志賀高原ー東京駅線」の運行を開始します。
志賀高原は長野県北東部のスキーリゾートで、首都圏からのスキーヤー、訪日外国人観光客などの利用を見込んでいるといいます。「冬物語」という、志賀高原をイメージした路線愛称をつけて登場します。
東京駅発は八重洲口を出発後、長野駅前、須坂駅、信州中野駅、湯田中駅と長野電鉄の主要駅に停車したのち、「スノーモンキーパーク」バス停を経て、志賀高原、奥志賀高原まで運行。志賀高原発は湯田中駅―東京駅間がノンストップです。
ちなみにスノーモンキーパークは、冬季にサルが温泉に入ることで知られる地獄谷野猿公苑の最寄りバス停です。
志賀高原は長野電鉄が開発に深くかかわっており、その歴史と切っても切り離せない関係です。志賀高原から群馬県側の草津温泉に出る国道292号は冬季閉鎖となるため、冬の志賀高原はマイカーでも長野県側からのアクセスに限られます。主には鉄道の終点の湯田中駅からバスで連絡しており、乗り換えが必要でした。
今回の「冬物語」は3月までの金曜・日曜を中心とする特定日に運行されます。東京駅―志賀高原の運賃は8000円です(予約のない場合は区間にかかわらず一律1万円)。