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築90年の“赤い屋根”旧駅舎さよなら 埼玉の“ジャンクション駅”ついに新駅舎へ

乗りものニュース 2024年12月3日 10時42分

東西通路はもう少しお預け!

八高線・川越線のジャンクション「新駅舎」に

 JR東日本は2024年11月29日、八高線と川越線が交わる高麗川駅(埼玉県日高市)で建設中の新駅舎と東西自由通路西口の一部について、12月8日(日)から使用を開始すると発表しました。

 新しい高麗川駅は橋上駅舎で、東西自由通路によって駅の東西の通り抜けが可能になる予定です。ただし今回はエレベーターや新駅舎のトイレなどの使用が開始されるにとどまり、東西自由通路の利用は不可。開通は2026年3月の予定です。

 今回の新駅舎の供用に伴い、西口の旧駅舎は閉鎖のうえ解体工事が始まります。1933年の開業当時からの赤い瓦屋根が特徴的な旧駅舎への思いをメッセージカードへ記入するイベントを12月7日まで開催中です。

 建て替え後の高麗川駅は、市の花である「曼殊沙華」など、高麗川流域の自然を外観デザインに取り入れた鮮やかな駅舎になります。配色は現駅舎の屋根の色をイメージしており、自由通路壁面には、埼玉県西部の西川材が使用される予定です。

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