1時間待ち…もなくなります。
快速運転は小松~金沢
かつてのJR北陸本線 倶利伽羅~金沢~大聖寺間を運行する第三セクターのIRいしかわ鉄道は、2025年3月15日(土)にダイヤ改正を実施します。通勤時間帯および運行間隔の大きい時間帯の利便性を向上するといいます。
大聖寺~金沢間では朝と夕方、快速列車を2本新設。なおJR時代を含めると、22年ぶりに復活する形となります。停車駅は、小松までの各駅と、能美根上、松任、金沢。所要時間は大聖寺~金沢間で38分、小松~金沢間で21分となります。
朝は大聖寺駅を7時44分に発車し、小松、松任の各駅で普通列車に接続。金沢駅には8時22分に到着します。夕方は18時20分に金沢駅を発車し、大聖寺駅には18時59分に到着します。
運行間隔が空く平日の午前10時台には、普通列車を増発。金沢10時ちょうど発を設けることで運行間隔が60分から30分に短縮され、東京発の北陸新幹線(かがやき503号)からスムーズに乗り継げるようになります。
さらに小松10時45分発を設けることで、運行間隔が53分から最大21分に短縮され、こちらも敦賀発の北陸新幹線(つるぎ8号)からスムーズに乗り継げるようになります。「つるぎ8号」は敦賀駅で特急列車とも接続しているので、大阪・名古屋方面からの利便性も向上します。
ほかにも、通勤時間帯の増発や延長運転、利用の多い金曜日の夜に、金沢21時45分発 小松行きを新設します。