トヨタは2024年12月20日、「アルファード/ヴェルファイア」にPHEVモデルを設定し1月に発売すると発表しました。
最強かよ!PHEV「アル/ヴェル」
トヨタは2024年12月20日、ミニバンの「アルファード/ヴェルファイア」にPHEV(プラグインハイブリッド)モデルを設定し1月に発売すると発表しました。
日本で初めてとなるミニバンのPHEVモデルです。充電用コンセントを用いて外部からバッテリーに充電でき、かつガソリンエンジンでの走行も可能となっています。
EV走行換算距離は73km。日常移動の多くを静粛なEV走行で賄え、「深夜の送迎等で周囲に配慮できる走り」が、ショーファーカー(運転手付き送迎車)としての親和性をさらに高めるといいます。
他方、電気のみでエアコンを作動することもでき、ショーファーユースの待機時においてエンジンがかかることなく、環境にも貢献するとのこと。長距離移動の際にはエンジン併用で安心して出かけられるといいます。ハイブリッド燃費は16.7km/Lだそうです。
走りの面では、モーターアシスト領域を増加しエンジン回転数が抑制されたことにより、エンジンノイズが低減しているそうです。内装には遮音材などを追加し、ロードノイズをさらに低減しするとか。
また、目的地までの経路に応じて、最適な区間でEV走行ができるという「先読みEV/HEVモード切り替え制御」を採用。停止間際の急激なノーズダウンを抑制する「スムーズストップ」制御も追加しているといいます。
充電の面では、普通充電に加え、約38分で満充電量の約80%に達する急速充電を設定しているといいます。外部給電機能は最大1500W(AC100V)を標準装備。HV給電モードでは、ッテリー満充電・ガソリン満タンの状態から約5.5日分の電力が供給可能だということです。
気になるPHEVの価格ですが、従来のHVの最上位モデルよりも183万円プラスとなり、1000万円を超えます。アルファードで1065万円、ヴェルファイアで1085万円です。
PHEVモデルの発売は2025年1月31日。なお今回、従来のガソリン・HVモデルも改良され、こちらは1月7日に発売されます。