アメリカ空軍で70年以上続く伝統行事。
各国の連携を図りつつプレゼントを投下
アメリカ空軍は2024年12月19日、日本の航空自衛隊や各国空軍と共同で「クリスマス・ドロップ24作戦」を実施したと発表しました。
この作戦は、空輸作戦での複数国の相互運用性を確認すると同時に、アクセスが困難なインド太平洋地域の約60の離島に生活必需品を届ける、人道支援的な側面もあります。
1952年にアメリカ空軍が開始して、今年で73回目になり、伝統的なクリスマス行事ともいえます。
作戦にはアメリカ空軍や航空自衛隊のほかに、韓国空軍、カナダ空軍、オーストラリア空軍が参加しました。
5か国の連合輸送機部隊は、グアムのアメリカ空軍基地を飛び立った後、ミクロネシア連邦、パラオ共和国、マーシャル諸島などの離島地域に住む人々に、計220個の荷物を投下しました。なお、オーストラリア空軍がパラオ上空で空中投下を行ったのは、今回が初だったとのことです。