世界で飛んでいる多くの航空機をほぼリアルタイムで追えるサイト「フライトレーダー24」上で、クリスマスの時期に出現した「サンタの機影」。この機影が、2024年12月25日の午前0時から1時ごろにかけ、日本上空を通過しました。
今回は「夜中」にキタ!
世界で飛んでいる多くの航空機をほぼリアルタイムで追えるサイト「フライトレーダー24」上で、クリスマスの時期に出現した「サンタの機影」。この機影が、2024年12月25日の午前0時から1時ごろにかけ、日本上空を通過しました。どういった航路を辿ったのでしょうか。
「サンタの機影」は、SANTA1便として出現。通常同サイトでは、飛行機のシルエットを模したアイコンが地図上に表示されるのが一般的ななか、SANTA1便では、「そりに乗るサンタとそれを引く3頭のトナカイ」のアイコンが表示されます。ちなみに詳細を見ると、機体写真が貼られるウインドウには、トナカイとサンタのそりのイラストが表示。飛行機のナンバープレートに相当する機体番号は「HOHOHO」、型式は「Sleigh(ソリ)」で、機体年齢は1754年となっています。
SANTA1便は、日本時間24日に北極付近に姿を現しました。その後同日夜、オーストラリアへから北上し、パプア・ニューギニアなどの上空を通ったのち、0時10分ごろに千葉県の九十九里沖までやってきました。同便はそのまま北上を続け、福島県いわき市近辺から日本へ”上陸”、その後さらに日本の上空を飛び続け、北海道から北上を続ける形で日本上空を抜けています。
なお、もちろん、これは本物のフライトではなく、同サイトを運営する側の遊び心あふれる恒例行事です。
ちなみに、同サイトに表示された巡航速度はいわき市上空で4023km/hを記録し、巡航高度は6万ft(約1万8300m)とのこと。日本通過中は深夜時間帯であったため、国内上空にほかの旅客機の姿はあまり見られませんでしたが、オーストラリア上空では900km/h付近の速度で飛んでいたANA(全日空)、カンタス航空のシドニー発東京行きの旅客便の機影を”ごぼう抜き”するシーンなどが見られました。