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ビックリ! 新たな米原子力空母2隻の名称が決定 1隻は「クリントン」もう1隻は?

乗りものニュース 2025年1月14日 11時42分

バイデン大統領、退任直前に衝撃の発表です。

パパ・ブッシュはすでに命名済み

 アメリカ大統領府(ホワイトハウス)は2025年1月13日(月)、新たに建造する原子力空母の2隻の艦名について、「ウィリアム・J・クリントン」「ジョージ・W・ブッシュ」にすると発表しました。

 これはバイデン大統領が決めたことで、次に建造される2隻のジェラルド・R・フォード級空母に適用されるとしています。

「ウィリアム・J・クリントン」はフォード級の5番艦(艦番号CVN-82)に、「ジョージ・W・ブッシュ」は続く6番艦(艦番号CVN-83)に付与されます。ただ、これらの艦は発注されていないため未起工です。

 アメリカで原子力空母を建造できるのは、2025年1月現在、バージニア州ニューポート・ニューズ市にあるハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII)のニューポート・ニューズ造船所だけです。

 HIIのトップであるクリス・カストナー社長は、造船所は2028会計年度でCVN-82が受注できることを望んでいると述べているため、実際に「ウィリアム・J・クリントン」「ジョージ・W・ブッシュ」が進水、就役するのは10年以上先のことになりそうです。

 ちなみに、ウィリアム・J・クリントンは通称ビル・クリントンの名で知られるアメリカの第42代大統領、ジョージ・W・ブッシュは続く第43代大統領で、両者とも2期8年務めています。双方とも存命で、カルロス・デル・トロ海軍長官によると、今回のバイデン大統領の決定を伝えた際、2人とも深く謙虚に受け止めていたといいます。

 なお、ジョージ・W・ブッシュの父親で、ビル・クリントンの前任であった第41代アメリカ大統領のジョージ・H・W・ブッシュは、すでにニミッツ級原子力空母10番艦(最終艦)に命名され、2009年1月に就役しています。

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