京王電鉄が、京王線・井の頭線全駅のホームドアの整備計画を発表しました。
京王全駅にホームドアを整備
京王電鉄は2025年1月16日、駅のホームドアの整備スケジュールを発表しました。
同社は定時運行と安全性向上を目的に、ホームドアを全駅に整備する方針です。井の頭線は2020年代中頃、京王線は2030年代前半を目指しています。
2025年度は、井の頭線の駒場東大前、池ノ上、東松原、永福町、浜田山、高井戸、富士見ヶ丘と、相模原線の京王多摩川で稼働を開始する予定です。
さらに2026年度は、井の頭線の新代田、西永福、井の頭公園と、京王新線の幡ヶ谷、京王線の仙川、北野、相模原線の稲城で供用開始を計画しています。
2027年度以降も、同社は駅ごとの整備計画を発表しています。このうち井の頭線は、2027年度の明大前を最後に全駅への整備が完了します。
また、高架化工事が進む京王線の代田橋~千歳烏山間の各駅は、利用者が比較的多いものの、ホームドアの供用開始は2029年度以降になる見込みです。
京王は、調布駅付近の地下化に合わせて2012年からホームドアの整備を進めており、これまでに京王線6駅、井の頭線7駅で稼働しています。
ホームドアの整備は、最初の測量から最後の動作試験や調整まで、2~3年かかるということです。