空港アクセスが便利に。
矢口渡駅付近から地下へ
東急電鉄は2025年1月17日(金)、東急多摩川線の矢口渡駅(東京都大田区)付近から京急線の京急蒲田駅付近までをつなぐ連絡線(新空港線)について、その営業構想の認定申請を国土交通省へ行いました。この連絡線は地下鉄を計画しており、東急多摩川線、一部は東横線との直通運転も想定されています。
営業キロは0.8km。整備効果の例として、自由が丘~京急蒲田付近間の所要時間を約15分(約37分)、中目黒~京急蒲田付近間を約23分(約36分)としています(カッコ内は現行の所要時間)。
連絡線は、2016(平成28)年4月の交通政策審議会第198号答申において「国際競争力の強化に資する鉄道ネットワークのプロジェクト」のひとつに位置付けられました。東急電鉄は同線の構想について、「JR京浜東北線、東急多摩川線および池上線蒲田駅と京急蒲田駅間のミッシングリンクを解消し、国際競争力強化の拠点である渋谷・新宿・池袋などや東京都北西部・埼玉県南西部と羽田空港とのアクセス利便性の向上に寄与するとともに、蒲田・京急蒲田地区をはじめとした地域のさらなる発展などに資する」としています。