機番まで確認できる。
訓練飛行中の事故か?
アメリカ空軍は2025年1月28日、アラスカ州のアイルソン空軍基地で、F-35A「ライトニング II」が墜落したと発表しました。
アイルソン空軍基地の発表によると、墜落機のパイロットは無事ですが、念のために同州のフェアバンクスにある陸軍病院で検査を受けているようです。また、墜落した機体は、現地の報道によると訓練中の機体だったとのことです。
同基地を拠点としている第354戦闘航空団のポール・タウンゼント大佐は「このような事故が再び起こる可能性を最小限とするため、徹底的な調査を行う」と発表しています。
F-35Aが墜落する様子は動画にも収められSNSで拡散されており、機体が制御を失いクルクルと回転し、いわゆる「きりもみ状態」で墜落する様子と、脱出したパイロットのパラシュートが確認できます。
なお、この事故を受けて、同機に脱出用の射出座席を提供しているマーチン・ベイカーは「このパイロットは、わが社のUS16Eシートを使用して正常に脱出しました。これは、F-35からの10回目の緊急脱出成功例です」と自社座席安全性をアピールしています。
【画像】ドヤ顔が見えそう…これがF-35の射出座席の安全性をアピールする様子です