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空自の新型練習機 ついに“海外製”に! 現代戦で求められる要素を集約した機体「数十年にわたる訓練ニーズを満たす」

乗りものニュース 2025年1月31日 11時42分

メーカーが正式に発表!

総飛行時間が500万時間を超える練習機

 テキストロン・アビエーションは2025年1月28日、日本の航空自衛隊の練習機にT-6「テキサンII」が選ばれたと発表しました。

 同機に関しては2024年11月29日、防衛省が航空自衛隊の次期初等練習機として採用する方針を明らかにしていました。単発ターボプロップエンジン搭載の練習機で、富士重工業(現:SUBARU)が製造したT-7を置き換えることとしています。

 原型は、スイス製のピラタスPC-9で、アメリカ空軍が採用するにあたり改修を加えたモデルです。ヘッドアップディスプレイ(HUD)や多機能ディスプレイ(MFD)が搭載されており、ジェット戦闘機の運用に近い環境で操縦できる点が特徴です。

 採用国も多く、日本を含め14か国とNATOのフライトスクールで使用されており、総飛行時間は500万時間を超えています。

 同社はプレスリリースで「航空自衛隊の数十年にわたる訓練ニーズを満たす、実績のある非常に優れた統合訓練システムを同隊に提供できることを誇りに思います」と発表しています。なお、日本との制式な契約締結は2025年中を予定しているとのことです。

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