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JAL「次世代国際線フラッグシップ」最新機が日本降臨! まさかの「7号機より早く9号機を受領」…なぜ?

乗りものニュース 2025年1月31日 8時12分

「9号機」なのに8機目!

7号機よりも先に

 JAL(日本航空)が2024年から導入している次世代長距離国際線フラッグシップ「エアバスA350-1000」の9号機(機番:JA09WJ)が2025年1月30日、羽田空港に到着しました。

 A350-1000はJALの現在の国内線主力機「A350-900」の胴体延長タイプにあたり、同社にとって約20年ぶりに導入する長距離国際線向け主力機です。現在主に欧米などの長距離路線を担当しているボーイング777-300ERの後継にあたります。

 A350-1000の客室はファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスで239席を設置。客室は全面的に刷新しており、姉妹機のA350-900などに採用している国内線最新仕様のデザインを意識した「日本の伝統美」をモチーフにしたインテリアです。

 例えばファーストクラスは、他の航空会社ではあまり類を見ない150cm超の高い壁を設置した完全個室型タイプ。座席は通常時の「ソファー」モードに加え、半分を座席に半分をベッドとする「シート&シングルベッド」、席をすべてベッドとして使う「ダブルベッド」、計3モードが選択できる個性的な仕様となっています。

 なおJA09WJは、同社に納入された8機目のA350-1000となります。これは2025年1月時点で、7号機「JA07WJ」の納入がスキップされているためです。この理由についてJALは「エアバスでの組み立てスケジュールに変更が生じたため」としており、2024年12月には8号機「JA08WJ」も7機目のA350-1000として同社に納入されています。

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