国内航空会社としては初の就航都市だそうです。
24年度は「欧州3地点へ新規就航」
ANA(全日空)が2025年1月31日より、新路線「羽田~ストックホルム(スウェーデン)線」を開設しました。同日深夜、その初便が羽田空港を出発しています。
ANAの羽田~ストックホルム線は、同社にとって欧州8か国目の新規就航地点で、国内航空会社としては初の就航都市といいます。さらに、同路線は日本とスウェーデン間の唯一の直行便とのこと。なお、当初この路線は2020年に開設予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大による航空需要低迷の影響で、就航が延期となっていました。
羽田~ストックホルム線は運航は火、金、日の週3往復で、184席を配する「ボーイング787-8」が用いられます。同社によると、ストックホルムは、水と自然の美しさ、歴史と文化、デザインとイノベーション、ショッピングとエンターテイメントなど、さまざまな魅力を持つ都市として知られ、北欧地域への乗り継ぎでも利便性の向上が期待されるとのこと。また、医薬品や海産物、自動車関連などの航空貨物の需要も持っているとしています。
就航初便の乗客数は166。出発前にはANAの平澤 寿一専務のほか、駐日スウェーデン大使、そしてスウェーデン出身のタレントLiLiCoさんによる挨拶がありました。LiLiCoさんは「やっと!30ウン年待っておりました!」と直行便就航に喜びのコメントを残しています。初便の乗客へは、出発ゲートで記念品などがプレゼントされています。
なお、ANAでは2024年度、ヨーロッパ地域3地点へ新規就航。2024年12月にはイタリア・ミラノ線の運航を開始しているほか、2025年2月にはトルコ・イスタンブール線への就航を予定しています。