土煙をあげるほどのスピードで逃げても攻撃される。
たとえ車両であっても気づいてから逃げるのは遅い?
ウクライナ国防省は2025年1月31日、ロシア軍の9K330「トール」地対空ミサイルシステムをドローンによる爆弾投下で破壊する様子を公開しました。
国防省の公式ニュースサイト、「アーミーインフォーム」によると、攻撃を行ったのは第412連隊のドローンオペレーターとのことです。
公開された動画を確認すると、移動中の9K330「トール」は上空のドローンに気づいたようで、かなりスピードをあげて振り切ろうとしましたが、追跡され、爆弾の直撃を受けることになりました。
冬場のウクライナは雪や霧などで、視界の悪い日が続くとのことで、ドローンでの攻撃は夏場よりも難しいとされていますが、条件が揃えば夜間に逃げる車両でも攻撃は可能のようです。
【動画】ドローンの精度高い…、かなりの速度で逃げても攻撃される「トール」