衛星画像で被害状況が明らかになりました。
ドローン攻撃を受けた石油貯蔵所の衛星画像が公開
イギリス国防省は2025年1月29日、ウクライナ軍の無人機による攻撃を受けたロシア南西部サラトフ州のクリスタル石油貯蔵所の衛星画像を公開しました。
クリスタル石油貯蔵所は、ロシア軍の戦略爆撃機が配備されているエンゲリス2空軍基地から8kmしか離れていない場所に位置しています。
2025年1月8日、この場所をウクライナ軍の無人機が攻撃し、石油の貯蔵エリアで大規模な火災が発生。消火に数日を要したとみられています。さらに1月14日夜にも再度攻撃が行われ、施設のインフラに更なる損害が生じたことが報道されています。
イギリス国防省は、2025年1月21日時点の衛星画像を公開し、燃料タンク4基が破壊されたほか、10基が損傷していることが確認されたと分析しています。
また度重なる攻撃は、ウクライナ軍がロシアのインフラを攻撃する能力が高まっていると指摘しています。