日本郵船と郵船クルーズ、オリエンタルランドは2025年2月4日、オリエンタルランドが就航を目指すクルーズ事業について、業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表しました。
オリエンタルランドと日本郵船が提携
日本郵船と郵船クルーズ、オリエンタルランドは2025年2月4日、オリエンタルランドが就航を目指すクルーズ事業について、業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表しました。
オリエンタルランドは日本で新造船による「ディズニークルーズ」を2028年に就航させる予定です。今回、日本郵船グループがオリエンタルランドの「クルーズ事業のコンサルティング」および「船舶管理と運航管理」を行うことについて検討を進めることになりました。
両者は次のようにコメントを寄せています。
「オリエンタルランドグループがテーマパークやホテルの運営を通じて培ってきた非日常の空間づくりの実績や高いホスピタリティと、日本郵船グループが貨物輸送や飛鳥クルーズなどを通じて長年にわたって積み重ねてきた運航実績や高い安全技術を組み合わせることにより、オリエンタルランドが目指す『ファミリーエンターテイメントクルーズ』の実現に向けた取り組みを推進します」
日本郵船は子会社の郵船クルーズを通じ、豪華クルーズ船「飛鳥II」を運航し、今年には新造船「飛鳥III」の就航も予定しています。
その“仲間”となる可能性が出てきたディズニーのクルーズ船は、約14万総トンで、日本のクルーズ船としては最大級となる見込み。11月にはオリエンタルランドと東京都が提携し、メイン港を「東京港」とすることも決まっています。