日米仏の合同空母打撃群が構成されるか?
護衛艦「あきづき」とP-3C哨戒機も参加
海上自衛隊は2025年2月6日、F-35B戦闘機などの運用が可能になった護衛艦「かが」と、フランス空母「シャルル・ド・ゴール」、そしてアメリカ海軍の原子力空母が共同訓練を行うと発表しました。
この3か国共同訓練は「パシフィック・ステラー」と名付けられており、実施することで戦術技量の向上および参加国海軍などとの連携強化を図るとのこと。なお、訓練には「かが」のほかに護衛艦「あきづき」とP-3C哨戒機も参加するとしています。
フランスは、今般インド太平洋地域に空母「シャルル・ド・ゴール」を中心とする空母打撃群(CSG)を派遣しており、今回の日米仏による共同訓練はその一環です。
フランス空母打撃群はすでにインド洋を抜け西太平洋まで来ており、太平洋上では日米だけでなくカナダやオーストラリアなどとも共同訓練を実施する予定です。
また、その一環で2月中旬には沖縄県うるま市にある在日米軍基地「ホワイトビーチ」にフリゲート艦や補給艦が寄港するとしています。
なお、アメリカ空母については、2月5日時点では艦名が伏せられています。