藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第9話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)は、興玉雅(藤原)とヒルコの関係に不信感を抱き、興玉を呼び出して事情を聴いていた。そんな中、興玉は月読命・佃未世(石田ひかり)が何者かに「天石戸別神は興玉雅」とメッセージを送っていたことを知る。
その後、全決に戻った興玉は、呪符で操られていた人物の襲撃に遭い、ペンで刺されてしまう。そのペンは神器・天之加久矢の矢尻で、興玉は出血が止まらず、衰弱していく。すると、豊玉妃花(福本莉子)、芹田正彦(迫田孝也)、村主虎飛矢(名村辰)がやって来る。
興玉は自分が天石戸別神であることを全決メンバーに打ち明ける。天石戸別神が生き残るためには一度、興玉としての人生を終わらせ、再度神の魂が生まれ変わるのが最善の策だが、興玉が死ねばヒルコは「雨野小夢(広瀬アリス)を殺す」という。
小夢は、興玉が瀕死(ひんし)だと知ると、病気平癒の力を持つ神スサノオ(建速須佐之男命)のもとへ向かう。しかし、スサノオとされる神は、児童虐待を受けている少年だった。小夢は興玉の治癒を依頼するが、少年は「無理だよ、殴られる」と話す。少年の傷ついた体を見た小夢は「人間のせいでごめんなさい」とスサノオに謝罪して助けを求める…。
放送終了後、SNS上には、「芹田さんが小夢と興玉の両思いに気づいているのが切ない。それでも全力で興玉を守ろうとするのマジでこの夫婦神と興玉の関係性が尊すぎてしんどい」「荒ぶる神として有名なスサノオがこの時代では虐待を受けている小さな子どもだなんて…」「選民から外れた人間が次々と自決していくの、さすがにショッキングだった」などのコメントが投稿された。
このほか、「豊玉と興玉が平安の頃に付き合ってたくだりもっと知りたいので平安スピンオフもお待ちしてます」「NHKから衣装とか借りて平安編やってくれ」「ここからいきなり真の解決は劇場で!とかならないですよね? ちゃんと最終回で収まりますよね?」「(次回予告の)ラストで全てが覆るって! 先に言うな!」などのコメントも投稿された。