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札幌ドームの経営改善に向け周辺施設と運営一本化を検討

テレビ北海道 2024年6月20日 17時19分

札幌市が札幌ドームと、その周辺で新たに建設を予定している施設について、一体での運営を検討していることが分かりました。ドームの経営改善が狙いです。

 札幌ドームを巡っては、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地移転後、初の決算となることし3月期の赤字額が、想定の倍以上となるおよそ6億5000万円に達する見通しとなり、稼働率を上げることが急務になっています。

札幌市は札幌ドームとその敷地内に建設が予定される新月寒体育館、さらにドームから約1キロ離れた場所に建設が予定されている大規模展示施設「アクセスサッポロ」の後継施設の3施設について、運営を一本化することで運営方法を抜本的に見直し、経営が悪化しているドームの収支改善につなげたい考えです。

 ドームとアクセスサッポロはそれぞれ別の札幌市の第三セクターが、月寒体育館は札幌市スポーツ協会が運営していて、イベント誘致で競合するおそれがあり、すみ分けが課題とされています。

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