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警察と児童相談所 児童虐待の子ども 保護想定し訓練

テレビ北海道 2024年6月28日 17時12分

道警と児童相談所などが、虐待の疑いのある児童を強制的に保護するための合同訓練を実施しました。 訓練は、児童虐待が疑われる子どもの安全を確保することを目的に、きのう札幌で行われました。 

裁判所の許可状を示して強制的に立ち入る想定で行われ、立ち入りを拒否して暴れる父親役や母親役をなだめながら、子ども役を無事保護するまでの手順を確認しました。 

北海道警察生活安全部人身安全対策課の中易聡次席は「児童虐待は毎日発生している。訓練を通じて顔の見える関係を作って連携強化を深めたい」と合同訓練の目的を語りました。

道警によると、道内で去年、虐待の可能性があるとして児童相談所に通告した         子どもの数は、おととしから100人以上増えて3583人でした。
児童虐待の相談は、全国共通ダイヤル「いちはやく 189」でも受け付けています。

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