道北の下川商業高校の生徒が地元の特産品や自分たちが開発した商品などを売り込む販売実習会がきょう、札幌で開かれました。
今年で36回目となる販売実習会には3年生28人のほか、OBらおよそ20人も参加しました。
下川商業高校3年の杉山璃子さんは「下川町の商品や魅力を札幌や道内の人たちに広めることと、下川商業高校の生徒の元気や笑顔をお届けできたら」と販売の目的を話しました。
生鮮野菜を売るコーナーには開店前から買い物客の列ができ、フルーツトマトの規格外品とアスパラガスがおよそ30分で売り切れるほどの盛り上がりを見せました。
販売実習会を訪れた市民は「すごい楽しいですね、あと安いしおいしそうだしアスパラとトマトとうどんを買いました」「(しいたけうどんは)町の特産をうまく利用しながら作っているっていうのが非常にいいと思います」と笑顔で話していました。
対面販売を通じて、客とのコミュニケーションを学ぶことも目的で、生徒たちはハキハキと接客に臨んでいました。