当別町に６月にオープンしたドラッグストア内に、役場の支所が開設されました。自治体が民間の店舗内に支所を設置する取り組みは北海道内では、初めてだということです。
当別町が支所を開設したのは、先月オープンした「サツドラ当別太美店」の一画です。店舗のある地区は役場からおよそ10キロ離れていて、住民の行政手続きの利便性向上が課題でした。当別町が賃借し、職員5人が常駐、転入・転出や印鑑登録などの手続きに対応します。支所では役場とつながるリモート相談窓口を設置していて、通常、役場に行かなければ申請できない国民健康保険の手続きや、介護サービスなど福祉関連の相談も行うことができます。