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災害時にも強みを発揮 「防災食育センター」 北広島に完成

テレビ北海道 2024年7月9日 17時7分

災害時の拠点としての機能を併せ持つ「防災食育センター」が北広島に完成し、きょう、記念のセレモニーが行われました。

新たな施設は、着工からおよそ2年、建設費32億円をかけて完成しました。特徴は北広島市内の小学校に学校給食を提供しつつ、災害時にも活用できる点です。米の備蓄スペースや、72時間稼働できる自家発電機、1時間に4800個のおにぎりを製造できる機器などを備え、災害時には1日8000人分の炊き出しができます。

敷地内にはヘリポートも設けられ、空輸による支援物資の受け取りやドクターヘリの受け入れも可能です。北広島の上野正三市長は「北広島市が目指す、災害に強いまちづくりを実現するためには防災活動における拠点整備が必要。完成を契機に防災・食育、両方の一層の推進に取り組む」と抱負を語りました。各学校への給食の提供は8月27日からの予定です。

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