小林製薬の「紅こうじ」関連製品による健康被害問題を巡り、道内で3人が摂取後に死亡した可能性があることが分かりました。
小林製薬では先月下旬まで、この問題での死亡疑いを全国で5人としていましたが、被害の発生状況についての公表方法を見直し、今月7日時点で死亡との因果関係などを調査している人数を93人としています。
小林製薬からの報告を受けた大阪市が、そのうちの3人が道内在住であると道と札幌市に伝えたということで、3人のうち1人は札幌在住、残り2人の居住地は非公表です。道と札幌市は亡くなった人の性別や年代、症状などについて「調査中」としています。道によりますと、道内で今月3日までにこの問題で健康被害を訴えているのは117人で、この3人は含まれていません。
小林製薬では引き続き、体調不良を感じる人や購入者に電話やホームページを通じて相談・返品をするよう呼び掛けています。