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航空自衛隊 国内初のドイツ空軍との共同訓練

テレビ北海道 2024年7月23日 17時19分

日本の航空自衛隊とドイツの空軍による共同訓練が千歳で開かれています。狙いは太平洋地域の防衛力強化です。

訓練は、きのうから4日間の日程で、航空自衛隊千歳基地とその周辺の空域で行われています。ドイツ空軍の戦闘機と輸送機合わせて6機、およそ80人が参加し、戦術の連携を確認します。航空自衛隊とドイツ空軍が空中給油などを含めた大規模な共同訓練を実施するのは、国内では初めてだということです。

きょうの式典では、航空自衛隊中央音楽隊の演奏会も行われ、ドイツの国歌などを演奏して軍を歓迎しました。午後に開かれた会見では、両国が協力して太平洋地域の安全を確保するとしました。

航空総隊司令官の鈴木康彦空将は「この訓練はインド太平洋地域におけるドイツとの連携を一層強化し、地域の平和と安定の実現に寄与する」と訓練の意義を強調しました。またドイツ空軍総監のインゴ・ゲルハルツ中将も「この訓練は世界中にいかに両国の関係が緊密か世界中に示すものだ」と語りました。

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