北海道内の銭湯など、公衆浴場の入浴料金が3年連続で値上げされます。
公衆浴場の入浴料金は、法律で都道府県が決めています。道の諮問を受け、事業者や消費者らでつくる入浴料金に関する審議会が先月から議論を重ね、きょう、大人の料金を10円引き上げ、500円にするよう、道に答申しました。
道は去年、12歳以上の大人の入浴料金を10円引き上げ490円とするなど、2年連続で値上げしました。しかし、道の調査によると、物価高騰などの影響で、昨年は公衆浴場1軒当たり平均で月1万6千円の赤字となりました。
今後も原油の高騰などで燃料や光熱費の値上げが予想されることから、審議会は、3年連続の値上げを答申しました。答申を受け、道は10月に値上げする予定です。