就職で道外へ流出する若者が増える中、道内での就職を目指す若者たちを応援する就活イベントがきょう、札幌で開かれました。
イベントは北海道労働局が主催し、道内企業など60社が参加しました。学生たちは企業の採用担当者から会社の特色や仕事内容などの説明を聞き、熱心に質問していました。
参加した学生は「自分が知る地元で貢献できる仕事がしたいなと思い参加した」、「就職先の視野を広げようと思っている。実際に採用担当者と話ができる機会はインターネットだけではないと思うので参加した」と話していました。
一方、道内の大学生などが道外で就職した割合は今春は33%に達し、4年連続で上昇しています。多くの業種で人手不足感が強まる中、道内企業にとっては人材の確保が課題となっています。
道労働局はこうしたイベントを今後も開催し、道内で活躍する若い人材を増やしたい考えです。