ワイナリーやブドウ農園を巡り、ワインを楽しむ「余市ラフェト」が後志の余市町で開かれました。フランス語で「お祝い」を意味する「ラフェト」。普段、店頭では入手困難な地元産のワインが1杯300円ほどで試飲できるとあって、催しは毎年人気で、ことしも1500人分のチケットが販売開始後3分で売り切れました。参加者は半数以上が道外からで、開放されたワイナリーを巡りました。
札幌から参加「開放感があってさわやかな気持ちで飲める。風とかも感じられる。なかなか立ち入れないブドウ畑で生産者と対話しながらワインを楽しめるのも魅力です」
神奈川から参加「外で、ブドウ畑で(ワインを)頂けるのはこの1日しかない。緑と青空がとてもきれい。いい町です」
生産者も参加者との交流が励みになっています。
ドメーヌ・タカヒコ曽我貴彦さん「ワインを通じて余市の魅力を知ってもらえたらと思っている(盛り上がりが)うれしい。きょうのことを話してもらって、魅力を各地で伝えてもらえたら」
町はワインを軸にしたまちづくりを進めていて、知名度向上に期待しています。