去年の道内の宿泊者数は約3900万人で、前年に比べ36%増え過去最多となりました。
北海道運輸局によりますと、去年の道内の宿泊者数は延べ3963万人でした。これまで最多だった2019年を260万人ほど上回りました。
内訳は、国内の宿泊者が前年に比べ15%増え3250万人で、2019年を430万人余り上回りました。コロナ禍で抑制された旅行需要の高まりや、国の全国旅行支援が後押ししたためとみられます。
一方、外国人宿泊者は円安を追い風に前年の8.3倍に伸びたものの、中国と道内を結ぶ直行便の運行再開が遅れている影響などで2019年の8割ほどにとどまりました。
道内の宿泊者数は今年も去年を上回るペースで推移していて、過去最多を更新する可能性が高まっています。