郵便配達員の安全意識や運転技術を高めるためのコンテストがきょうから札幌で始まりました。
日本郵便北海道支社が主催する「安全運転コンテスト北海道大会」。全国大会出場をかけ、道内各地で集配業務を担う社員が集まりました。
初日のきょうは、二輪部門に24人が出場し、走行シーン参加者は安全点検の速さや正確さ、スラローム走行、一本橋走行での運転技術などを競いました。旭川東郵便局から参加した職員は「冬道になると運転も難しくなる。得た知識で冬も安全走行したい」と話していました。
日本郵便北海道支社総務部の井手孝義安全推進担当部長は「コンテストへの準備をすることで運転技術や関係法令が身になる。郵便局という組織から交通事故を防止する目的でやっている」とコンテストの意義を語ります。
今後、軽貨物などそのほかの部門のコンテストも開かれ、上位入賞者は来年2月に三重県鈴鹿市で行われる全国大会に出場します。