色とりどりの「押し花」や、自然な色と形を残して花を乾燥させた「レカンフラワー」の展示会が札幌の豊平公園で始まりました。
ことしで12回目となるこの展示会には、札幌出身の押し花作家「たけだりょう」さんと全道の愛好家の作品が合わせて97点並んでいます。「レカンフラワー」とは特殊な技法を使うことで自然な色や形を保ったまま乾燥させた花を立体的に飾り付けるアートで、ドライフラワーより長く保存できるのも特徴です。
訪れた人からは「ケースと花のデザインがマッチしていてすごく良い。立体感が出ているのがすごく素敵ですよね」「思っていたよりカラフルで繊細な作りのものがたくさんあって家に飾りたい」といった感想が聞かれました。
公園を管理する札幌市公園緑化協会の担当者は「本来の植物の姿を残した形でしかも立体的に見られる。こういった植物の見方もあるんだと知ってもらい、みてほしい」と話しています。展示会は9月16日まで開かれます。