第3回定例道議会がきょう開会し、道はヒグマ対策費をふくめ、359億円あまりの補正予算案などを提出しました。
道が提出した補正予算案は一般会計の総額で359億100万円です。人の生活圏とヒグマの生息域のすみ分けを図るゾーニング管理を3カ所のモデル地域に導入するなどのヒグマ対策推進費に2200万円を計上します。また、6月に誕生した日高山脈襟裳十勝国立公園などへのインバウンドの誘致に2200万円を計上するほか、薬局などでの電子処方箋の導入促進に567万円を計上します。
そのほか、岩見沢西高を含め、道立高3校を今年度限りで廃止するなどの7つの条例案も提出します。
定例道議会は来月4日までの25日間開かれ、道が2026年度の導入を目指す宿泊税についても議論がかわされる見通しです。