60歳以上のシニア世代を対象にした職業体験イベントが札幌で開かれました。
イベントは働く意欲があるシニア世代と人材の確保を目指す企業をつなげようと札幌市が主催しました。会場には、およそ50社が仕事体験と企業説明を行うブースを設置し、仕事を探す多くの来場者が訪れました。参加者はコンビニのレジ操作や、機械を使ったおしぼりの包装などを体験したほか、業務についての説明を受けました。
出展したすずらん商事の小野貴広業務部次長は「人手がかかる仕事。シニア世代でも十分働ける仕事内容なので、そこをアピールして人材確保につなげたい」と期待を寄せます。また主催した札幌市の雇用労働課の林千恵さんも「高齢者でも働いてほしいという企業が増えている。イベントをきっかけにいろいろな業種を体験してもらい幅広く仕事探しをしていただきたい」と話します。
催しは今月25日に西区体育館でも開かれます。