3連休明けのきょうの道内は、あさから冷え込みが強まり、道内の174の観測地点のうち154地点で、最低気温が10度を下回りました。
札幌管区気象台によりますと、けさの道内は、上空に寒気が流れ込み、弟子屈町川湯で、最低気温が0.4度となったほか、道内の174の観測地点のうち154地点で、最低気温が10度を下回り、10月下旬から11月上旬並みの気温となりました。札幌でも最低気温が10.1度と今シーズン2番目の冷え込みとなり、上着を着こんで足早に歩く通勤客や学生の姿が目立ちました。
市民「僕はもう毛布を出しました。半袖の季節は終わった気がしますね」
道内では、大雪山系黒岳で21日に、また利尻山で22日、それぞれ初冠雪が観測されました。
例年は9月下旬に紅葉が始まる札幌・南区の豊平峡ダム。きょう正午の時点では木々がほんのりと色づき始め、今後の気温次第では紅葉が一気に進むと見られます。ダムへつながるバスを運行する会社では見ごろの時期に向け、新型の電気バスを導入します。ただ、この後の道内は、気温が上がり、札幌でも、今月30日には最高気温が25度と夏日になる予報になっていて寒暖差が大きくなることから、気象台では、体調管理に注意が必要と呼びかけています。