北海道新幹線の札幌延伸に向けて再開発が進むJR札幌駅の南口近くに、国内最大級という壁画がお目見えしました。
高さ3メートル、長さ100メートルほどの巨大な壁画は、再開発が進む工事現場の仮囲いを真っ白なキャンバスに見立てて描かれました。
四季をテーマにヒグマやキタキツネ、エゾシカなど北海道に生息する動物が生き生きと描かれています。札幌の会社と国内で壁画制作に携わる4人のアーティストが今月7日から作業を始め、約120時間かけて完成させました。
近くにいた人は「かわいい、ずっと残してほしい」、「こういう物があれば地上を歩こうと思う」と話していました。
再開発工事は2030年度まで続く見通しで、壁画は2026年の春ごろまで見られるということです。