自民党の北海道9区支部は、次の衆議院選挙で立候補予定者になる支部長候補に松下英樹氏を選びました。自民党の道9区支部はきのう、選考委員会を開き、投票の結果、新たな支部長候補には広島出身で、コンサルティング会社社長の松下英樹氏が選ばれました。支部では、堀井学元議員が裏金問題で不出馬を表明。その後、議員辞職し、後任選びを進めていました。当初は9人の応募者から投票で選んだ松下氏ら3人を推薦し、党本部に決定を委ねる方針でした。しかし、その後、選考委員が候補の一人を「不適格」などと発言したことが明らかとなり、投票に影響を与えた可能性があるとの指摘が出ました。党の道連からも、推薦する候補を1人に絞るべきだとの意見があり、3人による再投票を決めていました。選考委員長代理の千葉英也道議は「様々な問題もあった。選挙も近いと言われているので。間に合うように頑張っていきたい」と話しました。支部は松下氏を党本部に推薦し最終決定する方針です。