十勝の大樹町のロケット開発企業インターステラテクノロジズはきょう新たに帯広支社を開設しました。衛星を搭載できるロケットの開発を加速させます。帯広支社は2階建て、延べ床面積はおよそ2400平方メートルで、1階にエンジンや機体の組み立てを行う製造拠点、2階にはオフィスが入ります。民間としては国内で初めてロケットを宇宙空間に到達させたインターステラ社は今、小型衛星を宇宙に運ぶことができるロケットの開発を急ピッチで進めています。昨年度、このロケット開発が文部科学省の支援事業に採択され、20億円の交付を受けました。今後は大樹町の本社に加え、帯広支社でも開発を行い、生産体制を強化します。
稲川社長「これまで大樹町の本社で進めていたがどんどんものづくりが進む中で場所が足りなくなってきた。帯広の工場を新しく造って、ここで実際にやっていこうという計画でいま工場を準備している」
衛星搭載型ロケットの打ち上げは、建設中の新しい発射場の完成後を見込んでいます。