若手の人材を獲得したい地元企業とのマッチングを図ります。道内での就職を希望する新卒者向けの就職説明会が札幌で開かれました。
説明会は大手の採用活動が落ち着く夏以降に毎年開催されています。きょうは、建設や運送、介護などの分野で道内にオフィスを構えるおよそ50社が参加しました。札幌の学生は「札幌市内で働けるところがいいなと思う」。岩見沢の学生も「就活を始めたばかりなので、いろいろな会社の話を聞いてみようと(来てみました)」と話していました。
少子化や道外への人材流出の影響で、説明会への参加を希望する道内企業は増加傾向にあるといいます。イーソワン(介護事業)の岩本健哉社長は「介護業界なので若い人はハードルが高くてなかなか来てもらえない。これを機会に知ってもらって来てほしいと思います」と話していました。
主催した人材紹介会社では来月以降も説明会を開く予定です。