道は、胆振の厚真町の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置が完了したと発表しました。厚真の養鶏場では今月17日に今シーズン、国内で初めて鳥インフルエンザの感染を確認し、18日までにニワトリおよそ1万9千羽を殺処分したほか、養鶏場内の消毒や清掃を続けていました。当初の予定より1日前倒しで終えたということです。
これを受け、道はきょう対策本部会議を開き、今後の対応を確認しました。
三橋剛副知事「道内では鳥インフルエンザの発生リスクが極めて高い状況が続くと考えられる。引き続き最大限の警戒を維持すること(をお願いする)」
道は防疫措置を終えた後も、養鶏場の消毒作業を1週間ごとに行います。道によりますと、周辺の農場のニワトリなどの移動制限を含めた一連の措置は来月11日に完了する見通しです。