最先端のデジタル技術を使って社会課題の解決や経済成長を目指す取り組みのデモンストレーションが札幌で行われました。
NTTグループは、「IOWN構想」と呼ばれる最先端の光技術を使った新たなネットワークや情報処理の基盤づくりに取り組んでいます。
NTT東日本・島津泰・北海道事業部長「これからデータ処理がどんどん膨大になっていく。そのなかで低消費電力で通信を実現する技術の確立が求められている」
このサービスを使った回線は、インターネット回線と比べて高速かつ大容量。遠隔地でも映像や音声の遅延が少なく、消費電力も抑えられるのが特徴です。
きょうは、この技術を使った通信のデモンストレーションが公開されました。NTT東日本と提携している道からは鈴木知事が出席し、およそ1.7キロ離れた場所とつないで、よさこいソーランの演舞を見たりじゃんけんをしたりして、遅延の少なさを体感しました。
鈴木知事「最初はグー!ジャンケンポン!あっち向いてほい!あ~緊張感ありますね。すごく距離はあるけど自然に感じますよね」
デモンストレーションの公開は、来月と来年2月にも予定しています。