道産サツマイモの消費拡大を目指すイベントが4日、札幌のサッポロさとらんどで開かれました。
イベントは道産サツマイモの認知度アップと地産地消を図ろうと、生産者や加工業者らでつくる「さつまいも北海道プロジェクト」などが初めて開きました。会場では、焼き芋のほか、パンやスナックなど道産のサツマイモを使った菓子やスイーツなどが販売されました。
参加者は「おいしい!さつまいもの味がする」「なんだかやわらかい甘味がある。自然な感じですね」「びっくりしましたた。こんなに(食べ方が)あるんだなって驚いきました」などと話していました。また、生産者によるトークショーやサツマイモに関するクイズ大会なども行われました。
道内のサツマイモ生産量は温暖化や生産者の努力で年々伸びていて、去年初めて千トンを超えました。さつまいも北海道プロジェクトの對馬貴子さんは「道産サツマイモはここ2~3年で急激に収穫量が伸びた。サツマイモ好きが多い道民に道産サツマイモがあることを知ってほしい」と話していました。
プロジェクトでは道産のサツマイモの新たな特産品化を目指していて、今後もイベントを開きたい考えです。