次世代の農業や食品産業を考えるイベントがきょうから札幌で始まりました。
この催しはNPO法人グリーンテクノバンクが主催し、初日のきょうは、およそ30の企業や団体、学校が自慢の商品や取り組みをPRしました。農業は、担い手不足やコスト高騰といった逆風もありますが、そのなかで学生や農家による「新たな強みづくりの取り組み」が披露されました。
そのひとつが、カボチャの収穫に特化したロボットです。
北海道大学ビークルロボティクス研究室・大学院生「カメラでカボチャを認識し、位置を自動調整して収穫。カボチャの収穫は持ち上げる作業が重労働なので、ロボットが代わりに担えば便利になる」
去年初めて道内の収穫量が1000トンを超えたサツマイモの農家は、加工品を売り込みました。
「普段は(地元)滝川の人に食べてほしくて直売所に並べている。道産サツマイモの消費が(道内で)伸びていけば」
イベントは、サッポロファクトリーであすも開かれます。