企業や家庭で不要になった手つかずの食品などを集める「フードドライブ」の活動が官庁にも広がっています。
きょう、札幌では「フードドライブ」で集められた食品の寄贈式が行われました。先月29日から31日にかけて農林水産省の北海道農政事務所や旭川・北見・帯広などの官庁7カ所で働く人に呼び掛けて集まった、レトルト食品や缶詰、コメといった保存のきく食品およそ1200点です。
この活動は、去年に続き2度目で、去年は札幌の2カ所で400点ほどが集まっていました。
北海道フードバンクネットワーク片岡有喜子代表「過疎地域のフードバンクは特に集まりにくくなっていますので大変助かったという声をいただいた」
集められた食品は、道内で生活困窮者やこども食堂などに無償で届ける「フードバンク」団体に贈られました。