道は、観光振興のための「宿泊税」条例案を来週開会する道議会に提出します。
条例案では宿泊税を料金に応じて1人1泊2万円未満で100円、2万円以上5万円未満で200円、5万円以上で500円を徴収する「段階的定額制」としています。修学旅行などは課税を免除します。
ただ、既に一律2%の「定率制」で宿泊税を導入している後志の倶知安町は、宿泊事業者の事務負担が増えるとして反発していて道と協議を重ねていました。しかし、道は2026年度を導入目標としていることなどから、今月26日に開会予定の定例道議会に条例案を提出します。
道は倶知安町と事務作業の簡素化や負担軽減に関する支援の協議を進めて理解を得たいとしています。