リユースでごみ減量を目指すイベントが今日から札幌で開かれています。市と民間がタッグを組んで取り組みます。
札幌駅前通地下歩行空間で開かれているのは使わなくなった衣類や服飾品の回収イベントです。(石川記者レポート)「こちらはリユースを受け付けているスペースなのですが、その隣にはこういった古着の販売スペースも設けられています」
2回目の開催となった今回は規模を4倍に拡大しました。イベント中に回収された衣服などはリユース業者のチェックの後、販売エリアに並べられます。利用者は「若い時に来ていた服が着れなくなったので(リユースしに来た)(使わなくなったものを)集めて利用したい人に利用してもらう(使いたい人に使ってもらう)取り組みはいいことだと思う」と話していました。
きょうは開始から1時間でおよそ50点の衣服などが集まりました。札幌市循環型社会推進課は「衣服は年間で約7千トンが燃やせるごみの中に捨てられていて、ごみを減らす取り組みが市民に浸透してほしい」としています。
期間中は、ドライヤーやトースターなど小型家電の無料回収のほか、家庭で余っているレトルト食品などを回収するフードドライブも併せて行われます。今月24日までの開催です。