札幌の中島公園東側に建設中の複合ビル「ライラックスクエア」が来年6月のオープンを前に20日、報道公開されました。
「ライラックスクエア」はアクサ生命が進める再開発プロジェクトで地上14階建て、延べ床面積はおよそ5万3千平方メートルです。ビルは来年6月に完成予定で、1階から3階にフードコートや貸し会議室、4階から8階がオフィスです。アクサ生命が8階に札幌本社を集約します。
ビルの9階から14階に入る高級ホテル「インターコンチネンタル札幌」の客室部分もきょう公開されました。大倉山ジャンプ競技場などを一望できるシングルルームは1部屋45平方メートルと広めで、贅沢なつくりになっています。
またDX=デジタルトランスフォーメンション関連企業の入居が期待されるオフィス部分も公開されました。(オフィス部門の担当者)「ワンフロアの面積が(札幌市内で)最大であること、915坪(約3000㎡)というところが最大のメリットになっています」
中島公園地区では国際的な会議に対応できるMICE施設の建設構想があり、オフィス需要の増加が期待されています。