食品スーパー・ロピアの道内1号店が札幌市内にオープンしました。参入が道内スーパーの競争にどのような影響を与えるか注目されます。
オープンしたのは、イトーヨーカドー屯田店があった札幌北区の店舗です。オープン初日はおよそ1万5千人が訪れました。「ロピア」は、神奈川県に本社を置くOICグループが、関東地方を中心に国内外で100店以上を展開している大手食品スーパーです。ターゲットは子育て世帯です。
OICグループ経営戦略本部広報室佐野淳基室長「子どもはもちろん親にもお腹いっぱいになってもらいたい。このような大容量パックを扱うことで1パック当たりの加工コストも削減できるのでいいものを安く提供できるよう心がけている」
客「主人が結構食べるのでこれくらいのお肉(ボリューム)があって助かります」
札幌市内ではこのほか琴似店と福住店のオープンが決まっていて、5年後までに、道内で25店舗を出店したい考えです。道内のスーパーをめぐっては、ことし9月に撤退した西友の9店舗をイオン北海道が買収するなど、再編の動きが相次いでいて、新たな参入が各社の競争にどのような影響を与えるか注目されます。