建設業をモータースポーツでPR。モータースポーツに参入している岩見沢の建設業者が大学で出前授業を行い、学生に建設業をPRしました。
札幌国際大学のスポーツビジネス学科で出前授業を行ったのは、岩見沢の建設会社・栄建設です。栄建設は2年前に、モータースポーツに参入し、スーパー耐久レースなどに参戦。栄建設が行っている道路の維持管理業や建設業界をPRする目的で、レーシングカーの色を旧日本道路公団の道路パトロールカーと同じ、黄色と赤白のカラーリングにしました。ファンからは、「公団ちゃん」と呼ばれるようになり人気を呼んでいます。
栄建設の佛田社長は「モータースポーツっていうのは会社の部門として取り組んでますので、そういったことが北海道からでもできるぞということの気づきになってもらえればという風に思っています」と出前授業の目的を話しました。
授業では、佛田社長やレーシングドライバーも務める社員が教壇に立ち、モータースポーツ活動が地域との連携や社員のモチベーションアップにつながり、本業の建設業にも良い影響を与えていると語りました。
学生は「今までモータースポーツってあまり知らなかったので、いいきっかけになったと思います」「建設業と聞いて、意外な接点があり面白いなと思いました」などと感想を口にしました。
栄建設は今後も活動を続け、「建設業全体のイメージアップにつなげたい」としています。