余市町と岩見沢で今年1月、男女2人が殺傷された事件。裁判員裁判の初公判が開かれ、被告が起訴内容を認めました。
札幌・西区の無職高橋元被告は今年1月、後志の余市町で姉の佳世子さんを包丁で複数回刺して殺害し、同じ日に岩見沢でも妻の弟を殺害しようとしたとして殺人や殺人未遂などの罪に問われています。
4日の初公判で高橋被告は起訴内容を認め、検察側は被告が認知症の母親の介護や介護施設費用の支払いなどをめぐり、姉に不満を抱いていたこと、妻の父親の遺産分割などをめぐり、義理の弟に不信感を抱いていたことを指摘しました。
判決は今月13日に言い渡される予定です。